旅行兼買い出しツアーから戻り、不動産屋さんと本契約の日程を約束したところまでは良かったんです。それが・・・。
その日の夕方再度不動産屋から連絡が入り、オーナーがやっぱり貸したくないと。一度ケチが付いた時点で、この先幾ら交渉したところで、うまくいくものではないというのは分かっていても、やはり「何で今頃・・・」と納得のいかない思いで一杯です。
そして今日、不動産屋とオーナーとうちとで一応の話し合いの場が持たれました。そこで聞かされた断りの理由がまた何とも悲しいもので。
地元住民の反対にあったということです。
タイだかどこだか知らないけど、東南アジアの人を雇って、客だって東南アジアの人が来るわけだから、そんなどこぞの怪しい人々に近所をうろつかれたのでは街の治安が悪くなる、というのが反対の理由だそうです。
元々その物件の用途地域が住宅地だし、周辺の住民に反対されながらオープンさせたってうまくいくわけがないのだから、その物件にこれ以上こだわる理由はありません。しかし、当初は騒音だの臭気だので苦情が来ることを心配していたのに、思わぬ理由で断られたことがショックです。確かに自分はもう何年もタイと関わってきているし、自分の周りの人もタイという国を知っているから、無知による差別ということをする人はいないけれども、一般社会を見たらまだまだそんなことはないんですよね。自分にとっての盲点でした。隣の街にはガラの悪い外国人が多くいることも確かなので、そのイメージが大きいのでしょう。
もちろん、最初に内見をさせてもらったときからオーナー立ち合いでしたし、業務内容もしっかり伝えたつもりですが、恐らくピンと来なかったんでしょうね。それによって一か月という時間が無駄になり、しかも既に融資の申し込みまでしてしまっているし、タイでくたくたになるまで買い出しに明け暮れたことを思うと、やっぱりショックです。
2,3日は冬眠します。
そして大急ぎで新しい物件を探します。今回のことを教訓にして。
(急いで探していい場所が見つかるわけないだろうというのと、今回の物件に辿り着くまでに1年以上経過していることを考えると立ち直れなくなりそうですが。)
とにかく新年早々、なんともめでたくない話になってしまったことをお詫び申し上げます。
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